NEWS / INFOMATION
NEW ARRIVALS
BEST NEW ALBUM
BLACK COUNTRY, NEW ROAD / FOREVER HOWLONG
先日のリスニングパーティにも沢山の方が駆け付けてくれ、改めてBC, NRの愛されっぷりを痛感。巨匠James Fordをプロデューサーに迎え、タイラー・ハイド、ジョージア・エラリー、メイ・カーショーのという女性メンバー3人でほとんどの曲のリード・ヴォーカルとソングライティングを分担、フォーク、プログレ、バロック・ポップ、オルタナティブ・ロックなど多様なジャンルを我流に落とし込んだ3rdアルバム。日本語帯付き限定カラーヴァイナル。
BEST NEW ALBUM
OKLOU / CHOKE ENOUGH
Christopher Owens、urika's bedroom、Model/Actrizらのリリースで近年最も目が離せないレーベル〈True Panther〉からOklouのデビュー・アルバムがリリース。SweのラッパーBladee、皆大好きunderscoresをフィーチャー、プロデューサー陣にはA. G. Cook、Danny L Harle、Casey MQら実力派が参加。同時期に生まれた『BRAT』がドラッグなら『choke enough』はハーブって感じの、ポスト・ハイパー・ポップの最終地点か。この作品こそ、時を経なければ見えない景色を描いているのかもしれない唯一無二のデビュー。限定Translucent Black Vinyl。
BEST NEW ALBUM
CLIPPING. / DEAD CHANNEL SKY
〈Sub Pop〉の最終兵器ノイズ・ラップトリオ=clipping.の壮絶としか言いようがない傑作。本作のタイトルはウィリアム・ギブスンの歴史的傑作サイバー・パンク小説『ニューロマンサー』の一節から拝借。テクノロジーとパンクとラップの融合という意味では今作The Prodigy『Fat Of The Land』級の傑作ではなかろうか。耳からではなく、脊髄から身体に直接送り込まれるようなDaveed Diggsの高速ラップ、プロデューサーのJonathan Snipes & William Hutsonによる酸性雨で錆び付いたようなインストが『Dead Channel Sky』というディストピアを見事に構築&体現している。作品のテーマとは裏腹にclipping.のディスコグラフィーの中でも相当聴きやすくプロダクトされているというパラドックスですら彼らのイマジネーションの手中で転がされているように思え、待ちに待ちわびた私は即BuyのSUB POP限定Loser Edition 2LP。
BEST NEW MUSIC
NEW ARRIVALS
